永い間、お疲れ様でした。努力が、良い結果を生まない時程、疲れることは無いと思います。
さて、この度の都議選は、結果として来年の参議院選には「プラス」と考えるべきだと思います。現在の麻生政権は、残念だけど、民意が分っていないと考えざるを得ません。いや、分っていても、そのように云わねばならないとすれば、政治に対する信頼性を失しなっている巷の現状を指摘せざるを得ません。何よりもショックは、「今回の都議選は、地方選挙の一つであって、その勝敗は、必ずしも現政権への評価ではない」との細田幹事長の談話です。
私は、今回の都議選は、民意だと思います。先ず、現自民党は、今日のこの国を、将来に向って、どんな国にしようとしているのか描けていないことです。リーダーが、簡単に政権を放り出したり、万策尽きて、宮崎県の知事を一時の人気取りとして出そうとするなどは、国民をバカにしているのでしょうか。
私は、今回の都議選は、自民党に対して「ノー」と言ったのだと思います。これでは衆議院選も同じことになるのでしょう。そして、政権は、自民から民主に変わるでしょう。そうなると、初めて自民党は、根本から変わらざるを得なくなります。しかし、その間、民主党政権も、実際の政権運営は、言葉で言うほど簡単なものでない、批判するほど、簡単には改革はできず、特に、外交政策がない民主党は、グローバリゼイションの中での国際関係で、国益というエゴとエゴのぶつかり合いの中で、立ち往生するでしょう。その時こそ、この国に、本来の二大政党の時代の到来となり、それが、来年の参議院選で問われることだと思います。
今回落選した都議の皆さん、又、衆議院選挙で、結果の出た人達の総てが、改めて、この国の将来像を語ることになるでしょう。少子高齢の日本の現状の中で、製造業の海外移転、そして、結果としてのデフレ、又、医療、保険、雇用等々問題山積、その間、来年の夏まで、国民も民主の実力を計るでしょうし、少しは、選挙がもたらした結果から学ぶでしょう。
私は、祖父の代からの保守党支持者ですが、正直、ここ数年の自民党には、いささか愛想が尽きています。我々は、強いて云えば、「保坂党」だと我慢していますが、人間、間違いをおかせば素直に謝り、出直せば良いではないですか。理屈の通らない言い訳は、聞き苦しいだけでなく、かえって反感を持たれるのではないですか。詰まらないポピュリズムから出た新人の議員から、何も、学ばなかったのでしょうか。何か、政治的実績が上がりましたか。そして、実直な一人の政治家が、その地位を失ったとすれば、それは、国民にとって自民党にとって、どちらが得る物が多かったのでしょうか。
民意とは、一体何だったのでしょうか。