民声巷論

僅差で敗れた市長選で、志の重みを知る。捲土重来だ!

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私は東久留米市議会議員を三期途中に、昨年暮れの東久留米市長選挙に急遽出馬させていただきました。急遽というのは、前市長が体調不良を理由に選挙間際になって三期目の出馬を断念されたためです。

その直前に行われた衆議院選挙において自民党は惨敗し、政権交代の余波でまだまだ民主党の勢いがある時期の東久留米市長選挙です。

市長選告示まで一カ月を切ったような切羽詰まった状況の中、後任を探さなければならないという厳しい環境にありました。私は議員団の幹事長として、前市長に再考を求めましたが、体調は想像以上に悪く、市長職を続けることは医師からも限界といわれていたようでした。

そんなときに、前市長の政策に反対を続けてきた社民系若手の議員が社民党・民主党・共産党有志の推薦をえて立候補を表明しました。そこから、我が方の候補者選びは急展開したのであります。

やはり、若手の対抗馬に対し、若手で迎え撃つしかない!との雰囲気と前市長が後任候補として私を指名されたのです。

私は大変な事態になったと瞬間に察知し、返答には時間を頂くことをお願いしました。今だから言えることですが、その時は多くの不安がめぐっており、結論が出せない状況でした。

そんなときに、私の決意を固めることになったのが、妻の一言であります。

「自分の信じた道を貫いて下さい。市議会議員になった理由は、東久留米市が大好きで、そこに住む東久留米市民の幸せを心から願っていたからではないですか? いま、東久留米市は市長を失い、混迷しているのであれば、あなたは迷うことなく挑戦すべきです。」と私の背中を押してくれました。

つづけて、「どのような境遇になってもわたしはあなたについていきます!」とまで言ってくれたのであります。

奮起するのにこれ以上の言葉はあるでしょうか? 

私は一切の迷いも吹き飛び、立候補の決意をいたしました。

のちに教えられたことでもありますが、私が出馬しなければ市民の選択肢がなくなってしまうことにも危機感を抱いておったようでもあります。常に私を通して市政について考えていてくれたのだと改めて気付かされました。

前段が少し長くなりましたが、市長選は結局1464の差で惜敗を喫しました。この選挙戦では地元の支援はさることながら、東京中から自民党青年部員が応援に駆け付けていただき、政権交代の暴風雨吹き荒れる中での選挙戦ではありましたが戦い抜くことができました。応援してくれた市民の皆様そして東京中の同志の絆に心から感謝した次第です。

今回の経緯も踏まえ、三多摩の青年部のみなさんのご厚情もあり、浪人中の身である私ですが三多摩の青年部長という大役をさせていただくことになりました。

いま、浪人となってあらためて感じることは、「志」の大切さ、「同志」の大切さであります。市長選に出る際に妻が思い出させてくれたことでもあります。

「志」は信念と置き換えられるかもしれませんが、その想いの強さが日頃の行動にダイレクトに影響してまいります。その信念があれば、どのような状況下でも前を向いて歩んでいけると信じております。特に政治家はその「志」に対して有権者の信託をうけ仕事をするのですから、真っすぐな志を持ち続けることは、そういった意味でも大切だと思っています。それは選挙や政局に左右されるものであってはならないのです。

日々の行動に迷いなどは生じなくなるものと思います。

私は、「志」を同じにする「同志」達が集い、日本の未来を語ることが大切であると考えます。それが政党の原点となるのではないでしょうか?

さて、自民党は下野し、政権を失いました。野党になったわけであります。自民党は敵失で政権を奪還するのではなく、真の政策論争に勝利し、政権を奪還することが大切です。それは長年培った保守本流の流れを大切にしながら、あらたな時代の流れを読み解き、あるべき国の形を示すことであります。

その「志」が大切なのです。年齢ではなく、その想いがどれだけ強いかが大切なのであります。それがエネルギーの源になるのです。私は楽観論者ではありませんが、前向きな発想を大切にしております。

自民党が下野したことは、まさに試練であり、その「志」の強さを試されているものと考えます。それは浪人の身の私自身がたどり着いた答えです。

これは民主党議員には味わうことのできない経験です。それは栄華を誇った政党が下野したのですから、その反動は大変大きいと感じています。その逆境のなかで、何故自民党を離れずに汗を流している仲間たちがいるのか、それは自民党の中に、まだまだ消えていない国を想う強い志があると信じるからです。だからこそ、余計なものをそぎ落とし本当の信念を見出し、自民党は真の再生を遂げることができるのではないでしょうか?

今こそ、長い政権政党時代を経たことで見失ってしまったことなど、もう一度原点回帰できるチャンスなのです。混迷する政治に最後の最後に明りを灯すのは、その新生自民党であると信じております。

わたくしも、ささやかながら、己を信じ、己に克つための揺るぎない信念を持ち続けたいと思います。

保坂先生はその「志」をもった政治家であると確信しております。来る参議院選挙では、イメージやブームではなく、信念ある政治家こそが選ばれることを願ってやみません。

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