新年度の自民党大会が開催された。20日には、米オバマ大統領が就任する。東西の指導者が、この難局に何を訴えるか注目された。同じ日に、民主党大会も開かれた。

1月20日は、アメリカ・ワシントンで、オバマ大統領の就任式が挙行され、現地では200万人の国民が寒空の下、喚声を上げた。世界不況からの脱出にかけるアメリカ国民のオバマ大統領にかける期待が、膨れ上がった。
その2日前、日本では、私達の自民党が、港区のGプリンスホテル新高輪で第76回党大会を開いた。全国から3400人の党員、党友が結集し、解散総選挙を控えるため緊張感ある大会となった。来賓として、公明党代表の太田昭宏氏が、正に熱気溢れるエールを送ってくれ、次いで経団連の御手洗富士夫代表も頑張れと挨拶。ゲストスピーチは、シンクロ競技のオリンピック・メダリスト武田美保さんが、「人間は自分の力の限界の2割しか使っていない、限界に挑まねば成功はない」と講演。これを受けて、麻生総裁が「限界に挑戦する麻生です」と、ユーモアで先ず会場をひきつけた。話は,内政、外政全般に及ぶが、最も優先されるのは「景気回復」の一点に尽きると訴えた。そして、原稿から離れ、世界に先駆けて不況から脱出できるのは日本だと、国民を鼓舞し、自分は命をかけると言い切った。
尚、大会では、葛飾総支部女性部の石出久代さん等が表彰された。緊張感と重みのある自民党らしい大会だったが、問題は、その外側の国民の見方だ。景気回復で、2兆円の定額給付金を含む総額75兆円の経済対策を打ち出しながら、同時に、どんな形にせよ2011年をめどとする消費税増税のパンドラの蓋を開けた。一体、大丈夫なのだろうか。巷で、「自民党は無くなっても、財務省は残るよ」と皮肉に囁かれた言葉が、気になってならない。
衆議院の審判は、間違えなく9月までに下される。