
大型店全盛で、メーカーからの直接取引が激増、卸売り業が苦戦している。小売業を統括し、経営支援から全てに亘り何かと指導し、メーカーに対しては、小売や市場動向情報を提供したり、商品開発の提案をするなど、日本型の誇るべき流通システムだった。今、どの業界も、メーカーサイドから卸業は非効率と敬遠されているが、果たして、それで良いのだろうか。ここに、文具業界のある卸会社の健闘を見る。
エコール流通グループ(政木藤二郎社長)がそれだ。12社の連合で、112拠点を持つ。従業員1414名。OA機器、文具事務用品など6万アイテムを持ち、文具事務用品専門店から大型チェーンストアーまで顧客にする、全国展開の卸業者だ。
年2回の大見本市には、メーカー150社、小売店など4000名が来場、随所で商談が進む活況さだ。情報の交換も活発だ。又、常時は、商品開発、仕入れシステムなどで小売業者などのリテールサポートを確立して全国流通業への組織化に成功している。社員教育も徹底、通信教育や毎年200名もの社員を海外に派遣して見聞を広げさせるなど、スキルアップに余念が無い。いわば、21世紀型の流通システムを世に問うているのだ(社長談)。
89回目の秋の大見本市が、11,12の両日、都立産業貿易センターで開催された。保坂は毎回呼ばれる、異業種参入だ。、開会式には、経営者の前で政界からのメッセージを述べることが定型になっている。ありがたい事だが、又一方、経済界の前での発言は、正に火花を飛ばす厳しい反応もしばしば。緊張の一瞬だ。
自分自身の勉強の場と心得ている。