豊かな海に囲まれた日本人は、縄文の時代から、地域や季節に応じて魚食を生活の中に取り入れ、自然の恵みを余すことなく活用してきた。永い年月で磨かれた魚食文化は、日本を代表する風俗であり文化となっている。
さて、つい先日、その魚食文化を代表する鮨商組合の全国大会に出席した保坂は、今日は、内外の産地から水産品を集め、豊かに、安全に、安定した価格で消費者に届ける聖地、築地中央市場で、今年も魚食普及を目指す「魚の日祭り」に参加した。
人気タレントが一日築地市場長に指名され、場内を回ったり、産地の代表を加えて、魚食文化を支える流通の営みや、魚食の魅力をパネルディスカッションで各組合長が訴えた。又、マグロの解体作業の実演も行われ、さばいたマグロを市価の数割で頒布された。
去る7月の都議選で、初めて築地市場の移転是非が争点になる等、移転予定地・江東区豊洲の環境問題が関心をもたれる中、市場関係者が、やや落ち着きを失っている向きもあり、当日は、各組合青年部が主力になって、都民に市場や魚食文化の将来をかけて、消費者に訴えた情熱は、多くの来所者に十分伝わったと感じた。
ただ、この日も、多くの外人観光者が訪れ、規模は大きいが、施設の老朽化と、場内の混雑振りや衛生面をどう見たか。
今回、都議会に、特別委員会も設置されたが、正直、時間をかけて審議する余裕はない。