歴史的な敗北を、一度に2回経験することになった。東京都連は、都議会選挙で敗北、起死回生をかけて、全陣営が、まなじりを決して総選挙を戦った。石原都政も大きな失政はなく、政府の緊急経済対策も、100年に一度の世界不況からの脱出も光がかすかに見える状態にまできた。
それでも、世論は、「自民に不満、民主に不安」とマスコミ論調に引っ張られて、民主党に強い追い風を吹かせた。日頃の活動から、票を伸ばしても闘いに負けた人も多い。残念ながら、多くの自民支持者が、今回は民主へと走った。愛の鞭としても、こんな辛いことはなかった。
敗北には、色々な原因が重なり合うが、国民の信頼を回復するため、何をすれば良いのか、今こそ、党より国民本位に立った視点が必要だ。役員選考委員会で、役員改選も、その視点に立たねばとの意見が出され、苦汁の選択で会長を引き受けた石原のぶてる会長が、不退転の決意を述べた。参議院選までの8ケ月が真剣勝負なのだ。
保坂は、引き続き会長代行を求められ、党再建、参院選勝利に貢献を誓った。
26日、多摩地区30支部の代表が結集した。三多摩地区は、人口400万人、東京の全人口の三分の一、30の市町村に総て自民党支部があり、自民党所属の議員260名余が核となって、日常活動を展開している。衆議院の選挙区は8選挙区あり、今回の結果は、1勝7敗、比例区復活は0、働き盛りが涙を飲んだ。何と厳しい現実だろう。
しかし、本大会は、年末の東久留米市長選で頑張り、来年の参議院選につなげようと決議、そのために、三田敏哉・元都議会議長の会長、比留間敏夫・前都議会議長の幹事長の現執行部の留任を決めた。大会後の記念講演は、国会開会日の当日にもかかわらず、石破茂政務調査会長が、忌憚の無い選挙敗因の分析、党再生への方針を語り、終了後の懇親会にも出席し、幹部の皆さんと懇談。何とお開きまで同席という、誠意ある応対に一堂感激した意義ある大会となった。
両大会とも、党のおかれている厳しい現実の前で、愚痴は棚上げし、これ以上後退をしない、何としても再起しようという危機感が、党内の結束を深めた印象だった。
首都東京、党本部の膝元という自覚と責任、「どっこい自民はへこたれない」だ。