保坂さんぞうの活動速報

ある有力議員の旅行会が、有終の美を迎えた。地道な後援会活動として、保守系議員を支えた行事が激減中とか、今こそ将来展望を見失ってはならない時期だけに。

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△ 深谷氏の強さは雄弁と深谷党とも言われる後援会組織。その柱、旅行会が幕を閉じた。

「地盤、看板、カバン」を持つことが、選挙に出馬する時、強さの武器だ。

地盤=後継者になり地盤を引き継ぐこと、世襲が強いゆえんだ。

看板=肩書きや知名度。昔は、肩書き勝負だった。今は、そんなことよりTVなどマスコミに出て,知名度が浸透していることは絶対に強い。「悪名といえども、無明より良し」と言う見方もある。

カバンは、選挙資金の有無を言う。最近は、鳩山首相のように有り過ぎても困るのもあるようだが、一般的には、選挙資金が選挙の明暗を分けることまである。

しかし、これだけの条件を持たない候補者でも勝てる例は多くある。

この11月、元通産大臣の深谷隆司氏の旅行会が静かに幕を下ろした。47年間も続いた、議員の名門旅行会だった。

地盤などの三バンを持たぬ徒手空拳の若者が、27才で区議会議員をかわきりに、都議、衆議院議員と勝ち上がり、日本を代表する政治家になった。勝利の武器は、早稲田大・雄弁会出身の演説と、たゆまぬ後援会活動だった。

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旅行会は、その中心的な活動で、最盛期は5,000人が参加し、勝って喜び、負けて悔しがり次回を期す、正に、深谷氏のエネルギーの根源だった。

旅行会は、勿論、無料接待であろう筈がない。こつこつ後援会をまとめ、コミュニケーションを良くし、強力な後援組織を構築して、初めて多くの会員が後援会活動に参加し、「すわ鎌倉」の時は、強力な戦闘集団になる。

当然ボランティア活動で、お金もかかる。だから、良い議員を育てたいという応援者の情熱が育くむ。

しかし、昨今は、そんな手間のかかる活動は敬遠される。体は少々きついが、駅頭で演説していた方が、名前も顔も売れる。そして、結果がでるのだ。

私も、駅頭に立つことはある。大事な、政治活動であることには間違いない。しかし、日常活動の手抜きをしてはならないと常に思ってきた。

駅頭では、吹く風は分かる、特に昨今重要だ。が、常に一方通行で、オンデマンドではない。応援者と喜怒哀楽を共にし、しっかりと叱られ、励まされ、民意を知り、議員は磨かれるというのが、代表民主制(議会制民主主義)の基本ではないだろうか。

深谷氏の旅行会に長く参加し、多くを教わった。

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