「火事と喧嘩は江戸の華」とにかく、東京は江戸の時代より火災が多かった.。 木造家屋の消火活動は、延焼防止のための破壊消防だった。あのねじり鉢巻で、鳶口を持ったいなせな町火消しは、8代将軍・吉宗公の時代に設置された「いろは四十八組」が、東京の消防の原点だ。当初、警視庁の中に消防組織が誕生し、常時消防体制がスタート。
消防団は戦後生まれた。身分は東京都の非常勤特別職地方公務員で、いわゆる消防署職員とは異なる。都内に98団、24,000人が活躍する。23区は区長、全体は都知事の傘下にある。
因みに、上野消防団は、団本部及び8分団、200名(全国13,418名の団員)の団員が、日夜、訓練に励み、正規の消防署員と警戒活動から消火活動まで幅広く頑張っている街の防災リーダーなのだ。消防現場などでは、消防署のプロと区別の付かない活躍をする最も危険なボランテイア活動だ。近年、女性消防団員も増えてきた。
この日、方面本部長、区長、区議会議員、地域の来賓を招いて行われた上野消防団始め式、保坂も毎年参加する。永年勤続や優秀団員の表彰式が行われ、特に、団員の家族が表彰される感激の一瞬もあった。消防団員は、24時間、いつでも、どこでも気が置けない。家族の協力無しではとても参加できない活動なのだ。
この日、分団旗を先頭に行進する勇姿はまぶしいくらいだ。多くの区民に見せてやりたい。関東大地震の再来が懸念されている昨今、街の防災リーダーとして頼られる消防団の充実は、喫緊の課題なのだ。志に、ただただ感謝だ。