今年の歳時記

寅さんの街、柴又帝釈天は、門前参道の佇まいや、お店の方々との会話にも、温かい人情味が溢れる安らぎの街だ。

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△ 寒い日だったが、商店の店員の接待も情を感じる。つい話し込んでしまう街だ。

商店街が劣勢で、シャッター通りが多くなった昨今だが、ここ葛飾区・柴又帝釈天の門前は、まるで映画のセットのように、御茶屋や売店が軒を並べ繁盛している。稀代の傑作、山田洋次監督、渥美清主演の「男はつらいよ」の寅さんが生きる街。なんとも云えない安らぎのある街だ。

元々、帝釈天は、約400年前の江戸時代初期に開基され、帝釈天信仰を広めた寺院なのだ。ご本尊は、日蓮聖人のご真刻による「病即消滅本尊」と裏面には、「帝釈天像」が彫られている珍しい彫刻なのだ。

江戸時代から、庶民の信仰を集め、庚申の日は、「宵庚申」といって深夜から参詣客でにぎわう。1月10日の初庚申から、11月6日の納めの庚申まで、お参りは常に絶えず、東の柴又、西の巣鴨といわれ、全国から善男善女がおしかける。京成柴又駅から寺院までの参道や周辺には寅さん記念館も出来、ゆっくり散策する人が増えている。

実は、保坂の夫人(敦子)は、この傍の堀切出身で、菖蒲園で有名な町だ。

保坂は、時々、帝釈天様へ参拝に訪れ、帰路に立ち寄る。当地で最大の川魚料理店「川千家」は、保坂の高校の同窓生(地域OB会長)で、柴又のランドマークの当店を遠くから訪れる日本料理店だ。

渥美清さんも、生前食事に訪れた。又、近くの団子屋さんは、映画の中で出るモデルの有名店と聞く。笠智衆扮するご住職が、箒を持って今にも出てきそうな錯覚に陥った。

後援会活動で訪れた、楽しい一日だった。

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