今年の歳時記

卒業式のシーズンを迎えた。財源のない子供手当て法案が国会を強行通過という中、先ず、幼稚園の卒園式が行われている。22世紀を見る児童、育って欲しい。

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△ 好天に恵まれ、保坂が出た寛永寺幼稚園の卒園式が行われた。園児は、何と成長したことか。

国会では、色々問題を含んだ「子ども手当て」法案が通過しようとしている。財源なしへの不安と、支給方法の問題等々と問題点山積だが、一方少子化対策も待ったなしなのだ。

又ぞろ、保育園待機児0対策として、幼稚園と保育園の一体化が検討されている。現在の保育園待機児のほとんどは、0から3才までの乳児といわれている。保護者の要望は、教育よりも保育に傾斜しているともいえる所以だ。今、改めて「幼児教育」とは何かが問われている。

私は、核家族化の中、女性の社会進出が一層進む時代背景から、保育園の充実は緊急の課題で、子ども手当てよりも優先されるべきと思っている。しかし、幼保一体化は、子供も親も救うというが、問題は、幼児教育の重要性を知りつつ民間に任せ、長い時間をかけて充実させてきた幼児教育自体を破壊するという危険性だ。

さて、この日、好天に恵まれた上野の山にある寛永時幼稚園(東京都台東区)も、卒園児120名を送り出す第81回卒園式を行った。寛永寺は、今回、全施設をリニューアルし、外装、内装の整備、園庭の芝生化、更に耐震構造化整備と、一大投資をした。どう見ても採算性ではない。寛永寺が、幼児教育にいかに力を傾注しているかが伺える快挙なのだ。

当日は、3年前に入園した時と雲泥の差のしっかりした園児がそこにいた。式典の1時間半、騒いだり泣く子は一人もいなかった。立派な一年生で、泣いていたのは担任の先生だけだった。正に、幼稚園教育の成果を見た思いだ。

卒園生の保坂からは、お祝いのメッセージと共に、「ここにいるお父さん、一段と大変になる子育ての中、是非、奥さんをサポートして欲しい。文京区の区長さんに負けるな」と結んだ。このこども達は、遥か22世紀に、何を伝えるかな。

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