東京の祭礼は、神田祭、三社祭、山王祭の「江戸三大祭」を中心に、初夏から秋ま で行われる。神社は、本来、その土地の護り神、いわゆる産土神(うぶすながみ)だか ら、地域の祭礼は数千を超えるだろう。保坂の町会は、戸数800戸の中ぐらいの規模 の町会だが、神社と小学校、8軒の寺院がある、江戸時代から350年の歴史がある下町 ど真ん中の街だ。
保坂は、神社の氏子総代を勤めるが、近年、40階建て、316戸のマンションが建つな ど、新しい住民が増え、旧来の住民と、早く、お互いがとけこめるかを課題にする。
祭礼は、子供や親にとっても絶好の交流の機会だ。大小の神輿が出て、山車が出る。 引き手の子供には、親が付く。大人神輿は、青年の場、玉の様な汗をかいて若者が一 心不乱に神輿を担ぐ様は、日本の将来を明るく見せる。
夜は、盆踊りだ。土日の2夜、神社境内に催され、近隣からも、老若男女の踊りてが 現れる。太鼓を叩くのは、高校生から青年まで多彩でグループで練習したお披露目 だ。
私は、ギャラリーで、観衆も重要な担い手なのだ。
最近の悩みは、神輿の担ぎ手が町内で充足できないことだ。200名近い担ぎ手が必要 で、近隣町会、同好会と、日頃人脈を育てていないと、当日、神輿を出せないことに なる。
子供たちの楽しみは夜店だが、当町会は、総て自前の出店で、これも大変、地元校 PTAの協力は不可欠の要件だ。夜8時すぎまで、太鼓や囃子で歓声でにぎわうが、近隣 から、苦情が出ないのが、下町の魅力なのだ。