最近考えたこと

心の傷。宮崎県の口蹄疫事件が、3ヶ月ぶりに解決、県畜産業の再起が始まった。 農家への支援も進むが、残された心の傷を癒す手が無い。沖縄問題も、県民の心に残 した傷の大きさは、時間の経過でも風化しない程と聞く。心の問題こそ、最重要課題 だ。

« 前の記事記事一覧次の記事 » think100727.jpg

牛・豚の殺処分29万頭、日本を代表する畜産県を襲った口蹄疫事件が、発症3ヶ月、 苦難の日々を経て、全県移動制限解除となった。国際獣疫事務局の汚染清浄国復帰へ の認定を待つが、一応の終息だ。

この間、国内で10年ぶりの発症は、行政の見苦しい程の大混乱となった。正に、右往左往、種牛の殺処分や、防疫方法など県と国が対立、感染の拡大につながるなど防疫先進国の金看板返上に値する大ミスの連続となった。

今後、早期の畜産農家の再起が期待されており、国、県の強力な支援が決め手にな る。しかし、事は、予算や、家畜伝染予防法の改正など物的支援で埋められない、関 係者の心に残した心の傷のケア問題だ。

牛がいなくなり空っぽの畜舎の前に呆然と立つ農家の姿、涙が止まらない。社会の色々な事件で、関係者の心に残された傷は、兎角、話題にもならず、時間の経過と共に忘れ去られていく。

苦労して築いた物や環境、愛しい人を失った人々、関係者の心の傷を癒すのには、恐ろしいほどの努力と時間がかかる。

PTSDなど後遺症に陥る人も多い。今回の様な大規模な事件では、個々の悲劇が軽視されがちになる。県や自治体を中心にアフターケアに全力を上げてほしい。一方、国民もマスコミも、他人事にせず、せめて忘れずに応援を続けなければならないと思う。そうゆう国になってほしい。

それにつけても、沖縄・普天間問題では、沖縄県民の心に残した傷は、疫病発症の類 ではなく、民主党政権の人為によるものだ。県民の心を、理想論とやらでもてあそん だ罪は重い。正に万死に値する犯罪だ。

鳩山氏や民主党は、本当に、県民に詫びる心を持っているのだろうか。責任が分から ない人々が担う政権は、恐ろしい存在だ。

ページトップへ